LINE公式で再来店率2倍を実現する配信戦略|飲食店のLINE運用完全ガイド

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「LINE公式登録してもらったのに、配信しても全然反応がない」
「ブロックされるのが怖くて、配信頻度を落としている」
「何を送ればいいか、いつも迷う」

飲食店のLINE公式運用で、9割以上のお店が抱える悩みです。

この記事では、再来店率を2倍に伸ばすLINE配信の型と、ブロックされない頻度・文面の作り方を、実例付きで詳しく解説します。


LINE公式が機能しない3つの原因

原因1:売り込み一辺倒

最も多いのが、配信内容が売り込みばかりになっているパターン。

  • 「今週のキャンペーン!」
  • 「新メニュー登場!」
  • 「〇〇セール実施中!」

これらの配信を毎週送られたら、ユーザーは疲れて離れます

原因2:配信頻度の極端さ

「毎日配信」または「月1回以下」の両極端になりがち。

  • 毎日 → 「うるさい」→ブロック
  • 月1回以下 → 「忘れる」→見ない

原因3:文面が事務的

「本日より新商品を販売しております。ぜひお立ち寄りください」

このような事務連絡のような文面は、個人の温度が伝わらず、反応率が極端に低い。


LINE公式の本当の役割

「販促ツール」ではなく「関係維持ツール」

LINE公式アカウントは、新規獲得のツールではありません。

既存顧客との関係を維持するツールです。

SNSは「まだ知らない人に知ってもらう」場。LINE公式は「一度来てくれた人に、忘れられないように関係を続ける」場。

役割が違うので、発信内容も違って然るべきです。

再来店率が経営を決める

飲食店の売上の60〜70%は、既存顧客からの売上です。

新規1人を呼ぶより、既存1人が月2回を月3回にする方が、はるかに効率的。

LINE公式は、この「再来店の確率を上げる装置」として機能させるべきです。


再来店を生む配信3つの型

型1:季節挨拶型(売り込み0%)

目的:関係維持、存在認知

内容例
– 「梅雨入りの広島より。お体お変わりありませんか?」
– 「お盆休みに入りましたね。いいお休みをお過ごしください」
– 「紅葉の季節ですね。今年は色づきが早いようです」

ポイント
– 商品名・お店の話を一切入れない
– 50〜100文字の短文
– 月1回のペースで

なぜ効くか
売り込みがないからこそ、「このお店、覚えてくれてる」という温度が伝わります。人間関係は、用事のないときの連絡で深まります。

型2:裏側シェア型(売り込み20%)

目的:お店への愛着・興味の維持

内容例
– 「今朝、広島の農家さんから瀬戸内レモンが届きました。[写真]」
– 「新しいビールの試作中です。こんな感じです。[写真]」
– 「店主が仕入れで築地に行ってきました。最高の鮪、入ります」

ポイント
写真必須(文字だけは弱い)
– 100〜200文字程度
– 「気が向いたら寄ってください」レベルの軽い誘導

なぜ効くか
裏側を見せると、お店への親近感が生まれます。「次はこれを食べてみたい」という自然な欲求を作れます。

型3:限定告知型(売り込み100%)

目的:来店動機の提供

内容例
– 「今月末まで、LINE登録者限定でドリンク1杯サービス中です」
– 「10月のフェア初日、先着10名様に広島のクラフトビール1杯プレゼント」
– 「11月は、登録者限定の日本酒飲み比べセットをご用意」

ポイント
– 「LINE登録者限定」を必ず明記
– 期間・条件を明確に
– 月1回まで

なぜ効くか
限定特典は、具体的な来店動機になります。ただし頻度を抑えること。多用するとありがたみが薄れます。


配信頻度の黄金比

月3〜4回が最適

配信頻度の黄金比は、月3〜4回です。

  • 月4回以上 → ブロック率上昇
  • 月2回以下 → 記憶から消える

月間スケジュール例

内容
第1週 季節挨拶 型1
第2週 裏側シェア 型2
第3週 裏側シェア 型2
第4週 限定告知 型3

売り込み(型3)は月1回まで。他の3回は関係構築に徹するのが、ブロック率を抑える秘訣です。


配信時間帯の戦略

飲食店の黄金タイム

18:00〜19:00が、飲食店配信の最適時間帯。

理由は、「今日どこで食べよう?」「週末どこ行こう?」と考え始める時間だから。

時間帯別の効果

時間帯 開封率 来店率 特徴
朝7:00〜8:00 通勤中、見て終わり
昼12:00〜13:00 ランチ店探しの可能性
夕17:00〜18:00 仕事終わり、行き先検討
夕18:00〜19:00 最適
夜21:00以降 プライベートタイム

曜日の戦略

  • 月曜 → 週の計画を立てる日、中期予告に最適
  • 水曜 → 中間配信、穏やかに
  • 木曜・金曜 → 週末来店促進
  • 土日 → 控えめに、あまり送らない

ブロックされない文面の作り方

最初の20文字が勝負

プッシュ通知に表示されるのは、文頭の20文字程度

この20文字で「読む価値がある」と感じてもらえなければ、未読スルー→ブロックです。

悪い例(開封率低い):
– 「こんにちは、いつもお世話になっております」
– 「今月も素敵な季節になりましたね」
– 「お店からお知らせです」

良い例(開封率高い):
– 「梅雨入りの広島より、雨の日の温かいメニューを」
– 「今朝、農家さんから届いた瀬戸内レモン10kg」
– 「登録者限定:冷やしフェア初日の特典」

具体性+固有名詞が入ると、開封率が劇的に上がります。

文面の5構成

効果的な配信文は、次の5要素で構成されます。

  1. つかみ(最初の1行):具体性のある書き出し
  2. 文脈(状況説明):今この配信をする理由
  3. 本題(商品・情報):伝えたい内容
  4. 提案(次のアクション):来店・返信など
  5. 締め(関係維持):温度のある一言

例文

梅雨入りの広島より、こんばんは。

今日は1日雨でしたが、お体お変わりありませんか?

こんな日は、温かい鍋料理と熱燗が美味しい季節ですね。先週から、広島県産のもち豚を使った鍋コースを始めました。

ご家族やお仲間と、梅雨の夜のご利用にぜひ。

気軽に返信してくださいね、店主より。


ステップ配信の活用

ステップ配信とは

登録から一定期間後、自動で配信されるメッセージのこと。

新規登録者の定着率を大きく上げられます。

3段階のステップ配信例

登録直後(自動)

ご登録ありがとうございます!次回ご来店時にこちらのLINEをご提示いただくと、ドリンク1杯サービスいたします。

登録3日後(自動)

先日はありがとうございました。お気に入りいただいたメニューはありましたか?店主より、今月のおすすめをこっそりご紹介します…

登録7日後(自動)

1週間前にご登録いただきました〇〇様、お元気でしょうか?お気軽に返信いただけると嬉しいです。

設計のポイント

  • 登録直後は「特典」で行動を引き出す
  • 3日後は「お店を思い出させる」
  • 1週間後は「関係の種を蒔く」

実例:再来店率2倍の事例

広島県内A居酒屋の事例

取り組み前
– 登録者数:500人
– 配信頻度:週1〜2回(ほぼキャンペーン告知)
– 開封率:約20%
– LINE経由来店率:1%
– 月のブロック:20〜30人

取り組み後(3ヶ月運用)
– 登録者数:400人(一時減少)
– 配信頻度:月3〜4回
– 開封率:60%(3倍)
– LINE経由来店率:8%(8倍)
– 月のブロック:3〜5人(大幅減)
– LINE経由来店者の再来店率:前年比2倍

何を変えたか

  1. 売り込み配信を月1回に制限
  2. 季節挨拶型・裏側シェア型を主軸に
  3. 配信時間を18:00〜19:00に統一
  4. 文面の最初の20文字を工夫
  5. 返信を歓迎する姿勢を明示

学びのポイント

登録者数は減りました(500→400)。でも、「読んでくれる人」の割合が大幅に上がり、実売上は向上しました。

数より質。これがLINE運用の真理です。


リッチメニューの設計

リッチメニューとは

LINE画面下部に表示される、タイル状のメニュー画像。

予約・メニュー・お問い合わせなどを、画像タップで誘導できます。

必須の6コンテンツ

配置 コンテンツ リンク先
左上 予約 予約フォーム
中央上 メニュー メニュー画像
右上 アクセス Googleマップ
左下 本日のおすすめ 日替わり画像
中央下 公式サイト HPトップ
右下 Instagram Instagramアカウント

リッチメニューがあるかないかで、アクティブ率が1.5倍変わります。


よくある失敗と回避策

失敗1:配信ごとにセール

「今週末〇〇セール!」を毎週配信すると、「またか」でブロックされます。

セール告知は月1回まで。

失敗2:長文すぎる

500文字を超える配信は、ほぼ読まれません。

200〜300文字を基本に、内容を絞ってください。

失敗3:機械的な文面

「このたび新メニューの販売を開始いたしました」という硬い文面は、個人の温度が伝わりません。

話し言葉で、自然な温度で書いてください。

失敗4:絵文字の多用

絵文字の多用(🎉✨🌟🍺)は、広告感が強くなり、スパム扱いされやすい。

1配信に絵文字1〜2個までに抑えてください。


よくある質問

Q1. 登録者を増やすには?

店頭での案内が最も効果的です。会計時に「LINE登録でドリンク1杯サービス」などの具体的メリットを提示してください。

Q2. 有料プランにすべき?

月1000通を超える配信をする場合のみ、有料プランを検討。月1000通以下なら無料プランで十分です。

Q3. 配信の分析はどう見る?

LINE公式マネージャーの「分析」から、開封率・クリック率をチェック。これが平均より低い配信は内容を見直してください。


今日から始める3ステップ

ステップ1(今日):過去3ヶ月の配信を振り返る

自店の過去配信を見て、「売り込み」と「関係構築」の比率を計算。

ステップ2(今週):来月の月間スケジュールを作る

月3〜4回の配信計画を、型別に組み立ててください。

ステップ3(来月):1ヶ月実行して指標を比較

開封率・来店率・ブロック数を、前月と比較してください。


まとめ

LINE公式は「販促ツール」ではなく「関係維持ツール」。

再来店率2倍のポイントは4つ。

  1. 売り込み0%〜100%の3つの型をバランスよく
  2. 月3〜4回の配信頻度を守る
  3. 配信時間は18:00〜19:00
  4. 文面の最初の20文字を具体的に

登録者数より、「読んでくれる人の割合」を追ってください。


HIROSHIMA NOH BREWERYからのご提案

LINE配信の「裏側シェア型」に使える、ストーリー性のあるクラフトビールをご用意しています。

  • HASSAKU SAISON(広島県産はっさく使用)
  • CHA IPA(広島茶使用)
  • Pione Ale(広島県産ピオーネ使用)

「広島の農家さんから届いた素材で作るビール」という物語が、配信ネタに最適です。サンプル取り寄せ・卸価格のご相談は、お気軽にどうぞ。

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