Instagram「保存数」が決める飲食店集客の新常識|いいね神話を捨てる時代

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「Instagramは毎日投稿してるのに、お客さん増えない」
「フォロワーは多いのに来店につながらない」
「映える写真を頑張って撮ってるのに、なぜ?」

飲食店のInstagram運用で、こんな悩みを抱えていませんか。

結論から言います。2024年以降、Instagramのアルゴリズムは「いいね」より「保存数」を重視するように変わりました。

この記事では、保存数を軸にした投稿設計で、新規来店を着実に増やす方法を詳しく解説します。


なぜ「保存数」がすべてを決めるのか

Instagramアルゴリズムの変化

数年前までのInstagramは、いいねの数が評価の中心でした。いいねが多い投稿がトレンドに載り、新規リーチが広がる仕組みです。

ところが近年、Instagramはアルゴリズムを大きく変更しました。

評価の優先順位は、いまこうなっています。

  1. 保存数
  2. シェア数
  3. コメント数
  4. 視聴維持時間(動画・リール)
  5. いいね数

いいね数は最下層に落ちました。

「保存」が重視される理由

Instagram側の意図は明確です。

「保存された投稿」=「ユーザーが後で見返したいと思ったコンテンツ」=「価値が高いコンテンツ」と判断しています。

逆に「いいねされただけの投稿」は、見た瞬間の反応であり、その後の行動につながっていないため、評価が低い。

「後で行きたい」「後で作ってみたい」と保存される投稿は、来店や購入につながる可能性が高い。だからInstagramも、他の人に広めたいわけです。


保存される投稿3つの型

飲食店で保存数を伸ばしやすい投稿には、決まった型があります。

型1:メニューカタログ型

構成:複数メニューの一覧+価格+特徴を1投稿に収める

保存される理由:「次回来店時の参考にしたい」情報として価値が高い

具体例
– 「今月の日本酒ラインナップ7選|全部地元・広島の酒蔵」
– 「ランチ1,000円以内で食べられるメニュー12品」
– 「クラフトビール初心者におすすめ、飲みやすい5本」

写真のコツ
正方形の格子状レイアウトにすると、一覧性が高まります。それぞれの写真の下に名前と価格を明記。スマホでスワイプしなくても情報が入るよう、1枚目で全体像を見せるのがポイントです。

型2:使い方提案型

構成:「〇〇と合う△△」「〇〇の食べ方3パターン」など、メニュー活用の提案

保存される理由:再来店の動機設計そのもの

具体例
– 「HASSAKU SAISONに合う料理ベスト5|組み合わせで広がる味わい」
– 「締めに頼みたい1杯|料理別おすすめドリンク」
– 「一人飲みにぴったりなメニュー10選」

文章のコツ
「次回試してみてください」という一言を必ず入れる。保存行動と来店行動をつなげる呼びかけです。

型3:裏側ストーリー型

構成:商品や料理の制作過程、生産者の紹介、開発秘話

保存される理由:ファンがじっくり読み返したい「深掘り情報」になる

具体例
– 「HASSAKU SAISONができるまでの30日間|仕込みから完成まで全工程」
– 「この焼き鳥のタレ、実は3世代100年続いています」
– 「仕入先の農家さん訪問記|広島の山奥で育つはっさく」

画像のコツ
人の手元や表情が入った写真は保存率が高い。商品単体より、作っている人や農家の姿を入れると反応が変わります。


「いいね神話」がダメな理由

映え写真の落とし穴

多くの飲食店が、つい「映える写真」ばかりを追ってしまいます。

確かに映え写真はいいねされやすい。でも、いいねされただけで終わってしまうんです。

「きれいだな」→スクロール→忘れられる。

保存につながらない投稿は、アルゴリズムから「深い価値はない」と判断され、新規リーチが伸びません。

「情報の密度」を上げる

保存される投稿に共通するのは、情報の密度が高いことです。

悪い例:「美味しい日本酒入荷しました!ぜひ来てくださいね」(情報ゼロ)

良い例:「広島の賀茂鶴酒造の新酒『清楚』が入荷。辛口寄りですが、余韻に米の甘みが残ります。刺身や焼き鳥の塩と相性抜群。1合700円でご提供。今月末まで」(情報7つ)

同じ内容でも、情報が増えると保存されやすくなります。


投稿設計の実践フレーム

ここから、具体的な運用フレームを紹介します。

週7投稿の黄金パターン

週7投稿すべてを同じ型にすると飽きられます。次の比率でローテーションしてください。

  • メニューカタログ型:2投稿
  • 使い方提案型:2投稿
  • 裏側ストーリー型:1投稿
  • 日常・スタッフ紹介:1投稿
  • リール(動画):1投稿

このバランスで3ヶ月続けると、フォロワーの「何を期待するか」が定まります。

キャプションの型

保存率を上げるキャプションには、次の5要素を含めます。

  1. 結論一行:「今月のおすすめ日本酒5選」
  2. 背景情報:「どれも広島の酒蔵で、気温15度以下で仕込んだ冬季限定酒」
  3. 具体情報:酒名・価格・味の特徴
  4. 使いどころ:「締めの1杯に」「刺身と合わせて」
  5. 保存促進の一言:「次回ご来店時の参考に、保存しておいてくださいね」

ハッシュタグの選び方

ハッシュタグは最大30個まで付けられますが、多ければいいわけではありません。

次の3層で合計15〜20個が適切です。

  • 大カテゴリ(10万投稿以上):#居酒屋 #クラフトビール #日本酒
  • 中カテゴリ(1〜10万投稿):#広島居酒屋 #広島クラフトビール
  • 小カテゴリ(1万未満):#広島市中区居酒屋 #HASSAKUSAISON

小カテゴリで検索上位を取ると、新規発見されやすくなります。


実例:3ヶ月で来店2.1倍

広島市内A居酒屋の事例

取り組み前(3ヶ月前)
– フォロワー:850人
– 平均いいね数:280
– 平均保存数:12
– Instagram経由新規来店:月約15組

取り組み後(3ヶ月)
– フォロワー:1,240人(+390)
– 平均いいね数:310(ほぼ変わらず)
平均保存数:148(約12倍)
Instagram経由新規来店:月約32組(2.1倍)

何を変えたか

  1. 週7投稿のうち、メニューカタログ型を毎週2本追加
  2. すべての投稿のキャプションに「保存してね」を追記
  3. リール(動画)を週1本、裏側紹介で追加
  4. ハッシュタグを地域小カテゴリ中心に再構成

大きな機材投資はゼロ。スマホと無料編集アプリだけで実践できました。


リール(動画投稿)の活用

なぜリールか

静止画投稿より、リール(15〜60秒の動画)の方がアルゴリズム的に優遇されています。

特に新規リーチを狙うなら、週1〜2本のリールは必須です。

保存されやすいリールの型

型A:How to系
「HASSAKU SAISONの美味しい注ぎ方」「燗酒の温度管理3パターン」など。

型B:ビフォーアフター系
食材の仕込み→完成。時間短縮で見せる。

型C:一日の裏側
スタッフの朝の仕込みから開店までを1分に凝縮。

撮影のコツ

  • 冒頭3秒に「結論の映像」を入れる(スキップされないため)
  • テキストを大きく入れる(無音で見られることを想定)
  • 縦長9:16で撮る(横長は縮小されて小さく映る)

よくある失敗とその回避

失敗1:毎日投稿を頑張りすぎて続かない

毎日投稿は不要です。週3〜5投稿で十分。

続けられる頻度を選ぶのが最優先。1ヶ月で息切れすると意味がありません。

失敗2:フォロワー数を気にしすぎる

フォロワー数より「エンゲージメント率(保存・シェア・コメントの合計÷リーチ数)」を見てください。

フォロワー1,000人でエンゲージメント率5%の方が、フォロワー10,000人でエンゲージメント率0.3%より集客に効きます。

失敗3:競合を真似しすぎる

大手チェーンや人気店の投稿を真似するのは、逆効果になる場合があります。

大手は予算と機材があって成立しています。小さいお店は、大手にない「人の顔」「店主のストーリー」「地元素材」で差別化すべきです。


分析:週1のインサイトチェック

Instagramの「プロアカウント」に切り替えると、投稿ごとの詳細データが見られます。

チェックすべき指標

  1. 保存数:最重要。目標は投稿リーチの5%以上
  2. リーチ数:新規にどれだけ届いたか
  3. プロフィールアクセス数:投稿からプロフィールへ移動した人数
  4. ウェブサイトクリック数:予約ページなどへの誘導

週1のルーティン

毎週月曜の朝、先週の投稿7本のインサイトを10分だけチェック。

  • 保存数が最も多かった投稿の共通点を記録
  • リーチが広がらなかった投稿の特徴を分析
  • 翌週の投稿にそれを反映

この10分の習慣で、運用精度が着実に上がります。


よくある質問

Q1. 投稿時間はいつがいい?

飲食店の場合、11:00〜12:00と18:00〜19:00が最も反応率が高いです。

ランチ前・夕食前の「お腹が空く時間」に合わせて投稿すると、保存と来店につながりやすい。

Q2. 投稿文は長い方がいい?

情報が詰まっていれば、長くて大丈夫です。

ただし、冒頭3行が勝負。「続きを読む」をタップしてもらえないと、長い文章は読まれません。

Q3. 写真のクオリティが不安

スマホのカメラで十分です。

大事なのは「明るさ」と「色の正確さ」。食べ物は黄色〜オレンジが強く出る明るい場所で撮影を。暗い店内で撮影した場合、編集アプリで「明るさ+20、彩度+10」を基本調整にしてください。


今日から始める3ステップ

ステップ1(今日):過去投稿の保存数を確認

Instagramインサイトを開き、過去1ヶ月の投稿で保存数の多い3投稿を特定。その共通点を書き出してください。

ステップ2(今週):カタログ型投稿を1本作る

「今月のおすすめ○○」のような一覧型投稿を1本投稿してみてください。保存促進の一言も忘れずに。

ステップ3(今月):週7投稿のローテーションを組む

先ほど紹介した5種類のローテーション表を作成し、1ヶ月運用。来月のインサイトで保存数の変化を確認してください。


まとめ

Instagramの集客ルールは、2024年以降確実に変わりました。

ポイントは3つ。

  1. いいね数ではなく、保存数を追う
  2. メニューカタログ型・使い方提案型・裏側ストーリー型をバランスよく投稿
  3. 週1のインサイトチェックで運用精度を上げる

投稿技術は一朝一夕では身につきませんが、3ヶ月続けると確実に変化が見えます。

ぜひ、今日からの運用に取り入れてみてください。


HIROSHIMA NOH BREWERYからのご提案

Instagramで「裏側ストーリー型」の投稿素材になる、地域性のあるクラフトビールをご提案しています。

  • HASSAKU SAISON(広島県産はっさく使用)
  • CHA IPA(広島茶使用)
  • Pione Ale(広島県産ピオーネ使用)

地元素材のストーリーが、自然と投稿ネタになります。サンプル取り寄せ・卸価格のご相談は、お気軽にどうぞ。

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